第61回日本病理学会 秋期特別総会



【主催事務局】
がん研究会がん研究所病理部
〒135-8550
東京都江東区有明3-8-31
TEL:03-3570-0448

【運営事務局】
株式会社コンベンション・ラボ
〒252-0143
神奈川県相模原市緑区橋本6-4-12
吉川ビル4F
TEL:042-707-7275
FAX:042-707-7276
E-mail:
[email protected]

会長挨拶

 山極勝三郎教授が世界に先駆けて人工癌(タール癌)作製に成功して100年目という特別な年に当たる2015年、山極先生ゆかりの深いがん研究会がん研究所と東京大学病理学教室が共同で、東大の安田講堂において、日本病理学会秋期特別総会を開催できることは大変意義深いことと考えます。
 本学術集会では、山極先生の業績を振り返ると共に、100年後の現在、発がんへの新たな視点として「発癌の病理学からゲノム病理学へ – 山極勝三郎の業績を将来に生かす」というシンポジウムを開催し、がん研究における病理学的発がん研究・ゲノム研究の重要性と役割を鳥瞰します。また、山極先生が作り出したタールによる皮膚癌が展示されている、東京大学医学部標本室の見学ツアーも行います。
 臨床病理関係のシンポジウムとして、「病理診業務におけるコンパニオン診断」のシンポジウムを行い、急速に進展する臨床のコンパニオン診断医学に対し、病理診断の現場におけるコンパニオン診断とはどうあるべきかを、検体の扱い方のような具体的な話題を含め、議論いたします。
 特別講演として、がん研究会がん研究所名誉所長の北川知行博士には「山極勝三郎の業績」について、ノーベル財団理事長のCarl-Henrik Heldin博士には「Mission and Vision of the Nobel Prize」という講演を、それぞれして頂きます。
 中堅病理医の重要な発表の機会であるA演説(学術奨励賞)、症例をまとめたB演説も、例年通り、秋期特別総会のメインエベントして行い、発表者の表彰も行われます。秋の総会のハイライト「病理診断シリーズ」では、白石泰三先生の「前立腺針生検の病理診断」,手島伸一先生の「卵巣腫瘍の病理 ─ 21世紀に入って変貌した疾患概念」があります。
 また、ポスターセッションは、通常の研究発表・症例報告のほかに、International Sessionとして、アジア各国から国際病理アカデミー(IAP)の協力も得て招聘された8人が発表します。
 コンパニオンミーティングは、各専門分野の病理医が集まる大切な場です。秋の総会での開催は少ないのが現状でしたが、本総会では5つのミーティングが行われます。
 この記念すべき学術集会が、真に有意義なものになりますよう、運営に鋭意、努力いたしますので、ぜひご参加下さいますようお願いします。

石川雄一、宮園浩平



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がん研究会がん研究所病理部
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